まだまだ音楽はこれからだ!

ライブイベントブッキングサービス「Unity」運営会社代表が音楽活動のこと、音楽業界の現状や問題点、新しい提案などを書いてます。

新しい音楽活動の提案

ものすごく久しぶりの更新です。
長い時間エントリを書いていなかったのですが音楽についてはいろいろ考えています。

弊社はUnityというライブイベントブッキングサービスを運営していますがそのサービスの今後とか。

僕自身、バンドをやっていてライブなどの活動を行っているのですが今まではライブハウスばかりでライブを行ってきました。Unityも主にライブハウスのイベントとアーティストとのマッチングサービスとしてサービスの提供をしています。

『ライブするならライブハウス』

という考えが頭の中にあり、それに縛られてしまっていたのだと思います。

しかし、最近になり考え方がいろいろ変ってきました。

ライブをする場所はカフェであったり、野外のお祭りイベントであったり、ライブハウスでなくても無数にあります。ライブハウスでは通常、出演料というなのチケットノルマがかかりますがカフェやイベントでは出演料があることは稀だったりします。

ライブハウスではお金を払えばステージ出演できますがイベントなどは事前に音源を聞いてもらったりなどして主催者側に気に入ってもらわないと出演できません。(もちろん主催者と知り合いで出演枠をもらえることもあるともいますがそれはそれでアーティストの力でしょう)

ライブハウスでは自分たちが呼んだお客さん+同日に出演するアーティストのお客さんに見てもらうことになります。カフェであればカフェに来たお客さん、お祭りイベントではそのイベントに来たお客さんに見てもらうことになります。

タイトルを『新しい音楽活動の提案』にしたのはライブという側面で見た時に必ずしもライブハウスでライブをするという選択肢しかないわけではないということを伝えたかったためです。

『音楽』という言葉は『音を楽しむ』と書きます。高い出演料を払って出演するライブには『音を楽しむ』こととは他にお金を支払っているという変な緊張感が付きまとう気がしてならないのです。

今、ライブハウス業界はとても厳しい局面を迎えていますので出演料は下がることはないでしょう。むしろあがることも考えられます。

十分に集客力のあるアーティストであればライブハウスでの音響面や閉じられた空間というメリットを享受できるとは思いますがまだ駆け出しのアーティストにはマッチしないのではというのが最近の僕の持論です。

アーティストはより多くのお客さんに見て聞いてもらう方法はなんなのか?

ライブハウスはどうしたらアーティストやお客さんに気に入ってもらえるのか?

をよく考えて活動すると今までとは違った形で『音を楽しむ』ことができるのではないでしょうか?