まだまだ音楽はこれからだ!

ライブイベントブッキングサービス「Unity」運営会社代表が音楽活動のこと、音楽業界の現状や問題点、新しい提案などを書いてます。

ライブハウス事情について考える ~1.問題の認識~

私はライブイベントブッキングサービス『Unity』を運営している。
サービスの特性上、ライブハウスに足を運び、
ライブハウスの方にお話を伺うことがあるのだが
ほとんどの方が口を揃えて最近は「経営が厳しい」とおっしゃられている。
毎日が自転車操業のようでいつ倒産してもおかしくない状況のようだ。

そこでGoogleで「ライブハウス 問題」と検索してみると
チケットノルマ制、ゲスト問題、バンドの減少など様々な問題があり
「経営が厳しい」という結果を招いているようだ。

検索してヒットするブログや記事などは
個々の問題をとらえて詳細に書いてあるのだけれど
全てが断定的かつ一部の側面をとらえたものが多く
残念ながらライブハウスにおける問題を解決できるまでには至らないように感じたため
体系的になぜライブハウスは経営難が厳しいのかを考え
その解決策を提案してみようと思う。

【問題】

ライブハウスの経営が今にも倒産しそうなほど厳しい

 『経営が厳しい』ということは『資金的に厳しい』ということである。
つまり運転資金が潤沢になる程の利益が出ていないということになる。
利益を増やすには『売上を増やす』か『費用を減らす』しかない。
今回の問題を解決するにはどちらかしか方法がないということだ。

それでは具体的にどのような方法をとれば解決できるのかを
次回から考えていきたいと思う。


 

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